錦糸町徒歩3分のホワイトデンタルクリニック錦糸町院です。
今回は「インプラント後の検診」についてお話しします。
インプラントの治療を終えた後は、定期的に検診のための通院が必要です。

ただ、患者さんの中には、検診を面倒に感じてしまう人もいますし、
そもそも治療が終わったのだから通院は必要ないと思ってしまう人もいます。
そこで、ここではインプラント後の検診の必要性について解説していきます。

インプラントとは

インプラントとは、歯を失った場合の対処となる治療法です。
人工歯だけでなく、人工の歯の根も再現していることで安定性が高く、
審美性・機能性ともに天然歯に近いことから、第二の永久歯とも呼ばれています。

一方で、治療は手術を必要とする大きなものになりますし、
基本的に健康保険が適用されないことから、費用も高額になります。
上部構造(人工歯)・インプラント体(人工の歯の根)・アバットメントの3つのパーツから成り立っています。

定期検診の目的

インプラント後に検診を行うのは、調整・インプラント周囲炎の予防が目的です。
調整とは、インプラントの噛み合わせの調整で、治療時に嚙み合わせの調整は行うものの、
使用するにつれて嚙み合わせはズレてくるため、定期的な調整が必要です。

また、インプラント周囲炎はインプラントの歯周病であり、インプラントにとって天敵ともなる病気です。
通常の歯周病に比べて進行が早く、インプラントの脱落を招く要因になるため、
インプラントをしている人は、インプラント周囲炎を確実に予防しなければなりません。

検診を受ける頻度

通常、定期検診は半年に1回の頻度で受ける人が多いのですが、一定の期間ごとに検診を受けることになります。
インプラント後の検診においては、治療を受けた直後はおおよそ1週間後に検診を受けます。
その後、とくに問題なければ頻度は徐々に減り、最終的には半年に1回ほどの頻度になります。

もっとも、検診に頻度は明確に決められているわけではなく、医師が直接指示するはずです。
もちろん、患者さんの都合にあわせたタイミングで日程を組みますが、
治療した間もない段階では、どうしても検診の頻度は高くなるでしょう。

検診にかかる費用

インプラントは自由診療になるため費用は高く、1本あたり30~45万円ほどが相場です。
そのため、検診における費用も気になるでしょうが、検診の費用は1回につき3000円ほどであり、
従来の定期検診とほとんど変わらないと考えていいでしょう。

ただし、ここで別の治療が必要になった場合は、その分の治療費は発生します。
例えば検診時にむし歯が発覚した場合、むし歯の治療費が別途必要になるということです。
最終的には年2回ほどの頻度での検診になりますから、年間6000円ほどと考えておきましょう。

検診を受ける歯科医院について

可能であれば、インプラントの治療を行った歯科医院で検診を受けるのが理想であり、
なぜなら患者さんの健康状態を理解しているからです。
とは言え、検診を受ける歯科医院に決まりはなく、別の歯科医院で治療を受けても構いません。

ただ、インプラントに対応した歯科医院は、一般歯科に対応した歯科医院に比べて少ないため、
定期検診は行っていても、インプラントに対応していない歯科医院もあるでしょう。
そのような歯科医院で検診を受けても意味がないので、インプラントに対応した歯科医院で検診を受けましょう。

検診はインプラントのためだけではない

インプラント後の検診は、インプラントの状態を確認することが目的ですが、
他の歯を全く診ないわけではなく、むし歯や歯周病の有無はチェックします。
そのため、検診を受けることはインプラントだけでなく、他の天然歯を守る効果もあるのです。

確かに、インプラントは人工歯なのでむし歯になることはないですが、
インプラント周囲炎になることはありますし、他の健康な天然歯がむし歯や歯周病になる可能性もあります。
そのような事態を予防するためにも、定期的な検診の受診は必要です。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、インプラント後の検診についてまとめます。

1. インプラントとは :人工歯だけでなく、人工の歯の根も再現した治療法
2. 定期検診の目的 :インプラントの嚙み合わせの調整、インプラント周囲炎の予防
3. 検診を受ける頻度 :治療直度は頻度が高くなるが、最終的には半年に1回ほどになる
4. 検診にかかる費用 :1回につき3000円ほどだが、他の治療が必要になった際は別途治療費がかかる
5. 検診を受ける歯科医院 :インプラントを行った歯科医院で検診を受けるのがベスト
6. 検診はインプラントのためだけではない :他の健康な天然歯のむし歯・歯周病の有無もチェックできる

これらのことから、インプラント後の検診について分かります。
インプラントを長く安全に使用するには、定期的な検診が欠かせません。
インプラント周囲炎の予防は必須ですし、嚙み合わせの調整も必要です。

通院が手間に思えるかもしれませんが、仮にインプラント周囲炎によってインプラントが脱落すれば、
もう一度同じ治療を繰り返さなければならないので、そのことを考えれば、大きな負担とはいえないでしょう。

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