錦糸町徒歩3分のホワイトデンタルクリニック錦糸町院です。
今回は「インビザライン矯正とワイヤー矯正」についてお話しします。

矯正治療は「痛い」「面倒くさい」といったデメリットをよく聞きます。
きれいな歯並びのためといっても、なるべく早く治療を終わらせたいですよね。

ところで、最近耳にするようになったマウスピース矯正の「インビザライン」ですが、従来のワイヤー矯正とは異なる矯正方法です。

それでは、インビザラインとワイヤー矯正、どちらが早く治療が済むのでしょうか。
両方のメリット・デメリットも比べながら、矯正治療の選択の参考にしていきましょう。

インビザラインとは?

インビザラインとは、マウスピース矯正の商品名の一つで、マウスピース業界では最大手といわれている米国のアライン・テクノロジー社が2006年に日本での提供を開始しました。インビザラインは世界中で症例結果が豊富にあります。世界中で1400万人以上の使用例が公式サイトでも報告されています(https://www.invisalign.co.jp/)。

マウスピース矯正についてもおさらいしておきましょう。
マウスピース矯正は、理想の歯並びに向けて徐々にマウスピースで歯を動かしていき、段階的にマウスピースも取り換えていきます。

スポーツなどで歯の保護のためにマウスピースを付けますね。
同様に、1日20時間以上歯にマウスピースを被せて過ごしていきます。

ゴールまでの治療段階を最初に把握するため、初回診察後に終了までのマウスピースが一気に届きます。枚数にして20枚以上、多い場合には100枚ほどになることもあります。もちろん個人の症状によって枚数は異なりますが、ドクターに指示された期間を守り、自己管理で取り換えていく必要があります。

なお、当院では日本製の「ケンライン」もインビザライン同様に提供しております。
https://white-dentalclinic.jp/orthodontics/

インビザラインのメリット

前述したとおり、インビザラインはマウスピース矯正最大手ということもあり、治療実績が豊富なことが最大の特徴です。

インビザラインのメリットというよりも、マウスピース矯正全体のメリットをお伝えします。

  • 透明なマウスピースを被せるため、見た目がほとんど気にならない
  • 一般的に1日に20時間ほどの装着が理想とされています。取り外しが可能なためいつも通りの食事や歯磨きが可能
  • ワイヤー矯正のような器具を装着しないので口内が痛まない

インビザラインのデメリット

メリットばかりを感じるインビザライン(マウスピース)矯正ですが、デメリットもあります。

  • 装着やマウスピースの交換は自己管理
  • 適応症例が限られるため、複雑な歯列矯正には向いていない

マウスピースによる歯の動きは非常に緩やかなものに限定されます。
歯は、顎の骨に歯根が埋まっている状態です。そして、隙間ができると自然に埋めようと動く性質を持っています。

そのため、インビザライン矯正では、歯が抜けていないことが前提になります。歯は揃っているけれども方向が悪いなどといった、軽度の歯列矯正であれば対応可能でしょう。

ワイヤー矯正とは?

以前から矯正といえばワイヤー矯正で知られていますね。
歯の表面にブラケットと呼ばれるワイヤーを通す装置を取り付け、それからワイヤーを通していきます。

ワイヤー矯正のメリット

  • 症例数も非常に豊富で、ほぼ全ての症例で適用可能
  • 最新システムではスピード矯正も可能

ワイヤー矯正のデメリット

  • 見た目が悪い
  • 矯正器具によって口内に傷がつきやすい

ワイヤー矯正をしている際の痛みに関しては、個人差があります。初期に装置を付けた違和感はもちろんありますが、慣れてしまえば気にならないという場合がほとんどです。

また、最近ではブラケットやワイヤーに白くて目立たないものを使える場合もあり、治療中の見た目も改善されています。
歯の表面ではなく、裏側にブラケット・ワイヤーを装着する矯正方法もあります。

ワイヤー矯正のデメリット部分が改善されてきているため、気になる部分は歯科医師に相談すると良いでしょう。

症例によって治療期間は異なる

「インビザラインとワイヤーはどちらが早いか」という問題に立ち返ると、症例によって違いが出るという答えに行きつきます。

ただし、あくまで一般的にですが「マウスピース矯正が早い」といわれます。これは、マウスピース矯正自体が比較的軽度な噛み合わせや歯列の矯正で使われるためです。

上の歯も下の歯も、口内全体の矯正を行うとなればマウスピース矯正では難しく、ワイヤー矯正でなければ対応できないような複雑な歯並びの場合、やはり時間がかかってしまいます。
マウスピース矯正は、一般的に1年ほど、ワイヤー矯正は1~2年はかかるといわれます。

ご自身が「どのように矯正したいか、歯を整えたいか」を明確にして、矯正専門、あるいは矯正治療の経験が豊富な歯科医師に相談してみましょう。

矯正治療の選択肢が広がっているのは確かですから、患者さん一人ひとりの症状と希望に合った矯正方法が見つかるはずです。

まとめ

インビザライン(マウスピース矯正)とワイヤー矯正を比較してきました。
以前は矯正といえばワイヤー矯正しか選択肢がありませんでしたが、今ではどんどんと新しい技術が出てきています。

矯正は見た目が悪いといったデメリットも解消されていき、選択肢が増えたことでコストや期間的な面でも希望が通りやすくなっています。

矯正治療は一生ものです。治療のスピード、期間だけにこだわらず、それぞれの治療におけるメリット・デメリットなどをよく考え、悔いのない治療を行っていきましょう。

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