ホワイトニングとインプラントを同時に希望できますか?

錦糸町徒歩3分のホワイトデンタルクリニックです。
今回は「ホワイトニングとインプラントの希望」についてお話しします。
失った歯を取り戻すインプラント、この機会に歯を白く美しくしたいと考える人も少なくありません。

つまり、ホワイトニングとインプラントを希望するケースですね。
もちろん可能ですが、実際にこれらの治療を同時に行うことができないため、一方を優先して行います。
この場合、ホワイトニングとインプラントどちらを先に行うことになるのでしょうか。

ホワイトニングとは

ホワイトニングとは、変色してしまった歯を白く美しくする治療法です。
仕組みとしては、過酸化水素・過酸化尿素を含んだ薬剤によって歯の表面のエナメル質の形状に変化をもたらします。
エナメル質は無色透明で、象牙質を透けてうつします。

ですから、象牙質が変色していると透けて歯が黄ばんで見えてしまうのですが、
エナメル質の形状を変化させることでエナメル質にマスキング効果をもたらします。
このようにして変色した象牙質を隠し、光の乱反射効果によって歯を白く見せることができるのです。
 

インプラントとは

インプラントとは、失った歯の代わりに人工の歯で対処を行う治療法です。
もっとも、人工の歯はインプラントに限らず、入れ歯・ブリッジでも使用されていますが、
インプラントの場合は歯だけでなく歯の根も人工物で再現できます。

ただ装着や引っ掛けて固定するだけの入れ歯・ブリッジなどと異なり、
人工の歯の根を埋め込むインプラントは歯としての安定性が高く、天然の歯に近い感覚での使用が可能です。
そのため第二の永久歯とも呼ばれており、審美性はもちろん機能性も非常に優れています。
 

ホワイトニングが優先される

ホワイトニングとインプラントを希望した場合、一般的にはホワイトニングが優先されます。
これは、最終的な歯の色が理由になっており、仮にインプラントを先に行った場合、
ホワイトニングはインプラントの歯の色に合わせた白さに合わせなければなりません。

しかし、ホワイトニングの色の調整を行うことはできず、変色の度合いによっても仕上がりが異なります。
一方、インプラントの人工の歯は被せ物と同じですから、白さを調整することができます。
そのため、ホワイトニングを先に行って歯を白くして、それに被せ物の色を合わせた方が良いのです。

そうすれば、インプラントを含める歯全体の色が自然な白さになりますから、
ホワイトニングを先に行い、その後にインプラントを行うのが一般的な順序になります。
 

ホワイトニングができないケース

ホワイトニングでも歯が白くならない、もしくはほとんど効果のないケースがあります。
まず、人工物をホワイトニングで白くすることはできません。
今回のようなインプラント、そして詰め物・被せ物などはホワイトニングの効果がありません。

そのため、先にインプラントを行ってホワイトニングで全ての歯の色を同じ白さに合わせることは不可能です。
他にも神経を失って黒く変色した歯、テトラサイクリンという抗生物質の影響で変色した歯、
これらのケースではいずれも天然の歯が対象になりますが、ホワイトニングをしてもほとんど白くなりません。

 

インプラントができないケース

インプラントにおいても、治療ができないケースがあります。まず、治療において手術を行うことになるため、
手術による負担・長期間の通院が体力的に難しいと判断された患者さんはインプラントすることができません。
この場合、高齢の患者さんが該当します。また、歯の骨の状態によってはインプラントできないことがあります。

ただし、この場合は骨移植・再生療法などを行うことによって治療可能となるケースもあります。
さらに、ヘビースモーカーの人もインプラントできない可能性があり、
これは喫煙によってインプラントの天敵となる歯周病発症のリスクが高いのが理由です。

 

まとめ

いかがでしたか?
最後に、ホワイトニングとインプラントの希望についてまとめます。
 
1. ホワイトニングとは :歯を白くする治療。薬剤の効果によってエナメル質の形状を変えて歯を白く見せる
2. インプラントとは :人工の歯を再現する治療。人工の歯の根も再現できるため天然の歯に近い安定性がある
3. ホワイトニングが優先される :先にホワイトニングを行うことで、インプラントの色を調整できる
4. ホワイトニングができないケース :人工物、神経を失った歯、テトラサイクリンの影響で変色した歯
5. インプラントができないケース :治療や通院に必要な体力がないと判断された場合など
 
これら5つのことから、ホワイトニングとインプラントの希望について分かります。
ホワイトニングは色の調整が難しい上、人工物であるインプラントはホワイトニングできない特徴があります。
そのため、先にインプラントを行うと、ホワイトニング後のインプラントの色が目立ってしまう可能性があります。
 
一方、先にホワイトニングを行えば、このような問題は回避できます。
インプラントの人工の歯の色は調整可能ですから、ホワイトニングを行った歯の色に合わせることも当然可能。
最終的に、インプラントを含めた全ての歯を、同じ度合いの白さにすることができるのです。