インプラントの治療時の流れを教えて下さい

錦糸町徒歩3分のホワイトデンタルクリニックです。 

今回は「インプラントの治療の流れ」についてお話しします。

インプラントは手術を必要と大きな治療ですから、それだけ治療期間も長くなります。

 

おそらく、ほとんどの人が歯科の治療に対して治療内容を気にすると思うので、

ここではインプラントの治療の流れを分かりやすく解説していきます。

インプラントを検討している人は、治療を受けるかどうかの判断材料の一つとして参考にしてください。

 

一回法と二回法

インプラントの治療方法は一回法と二回法の2パターンがあり、

「一」「二」はそれぞれ治療において必要な手術を回数を示します。

つまり、一回法では一度の手術が必要で、二回法では二度の手術が必要です。

元々は二回法のみでしたが、後に一回法という治療方法が誕生、それぞれ以下のメリットとデメリットがあります。

 

  • 一回法のメリット:手術が一回ですむため、身体・精神面にかかる負担が小さい
  • 一回法のデメリット:治療の過程において、細菌感染するリスクが高まる

 

  • 二回法のメリット:治療の過程において、細菌感染するリスクが減少する
  • 二回法のデメリット:二回の手術を行うため、身体・精神面にかかる負担が大きい

 

このように、それぞれ真逆のメリット・デメリットを持つ一回法と二回法、

その点についての理由も治療の流れの中で解説していきます。

 

一回法の場合

一回法の流れは次のようになります。

 

精密検査

まず精密検査を行い、インプラントの治療の可否を診断します。

骨の量などが原因で治療不可と診断された場合、骨移植・骨の再生療法などによって対処可能になりますが、

その場合は全く別の治療が必要となり、費用も別途かかります。

 

手術

歯肉を切開し、インプラント体を埋め込む手術を行います。

インプラント体とは人工の歯の根となる部品であり、顎の骨に穴をあけて埋め込みます。

このインプラント体には、アバットメント(被せ物とインプラント体を連結する部品)が装着されています。

 

定着期間

埋め込んだインプラント体と骨が結合するまで期間がかかるため、定着期間とはそのための待ち期間です。

定着期間中はアバットメントが露出した状態になっており、

これが一回法において、細菌感染するリスクが高まる理由です。

 

上部構造の製作

上部構造とは人工の歯となる部分で、いわゆる被せ物です。

定着期間を終えた後、型をとって上部構造を製作し、アバットメントに装着します。

これで治療は完了、人工の歯としてインプラントを使った生活が可能です。

 

二回法の場合

二回法の流れは次のようになります。

 

精密検査

まず精密検査を行い、インプラントの治療の可否を診断します。

骨の量などが原因で治療不可と診断された場合、骨移植・骨の再生療法などによって対処可能になりますが、

その場合は全く別の治療が必要となり、費用も別途かかります。

 

一次手術

歯肉を切開し、インプラント体を埋め込む手術を行います。

インプラント体とは人工の歯の根となる部品であり、顎の骨に穴をあけて埋め込みます。

ただ、このインプラント体には、アバットメント(被せ物とインプラント体を連結する部品)は装着されていません。

 

定着期間

埋め込んだインプラント体と骨が結合するまで期間がかかるため、定着期間とはそのための待ち期間です。

アバットメントが装着されていないため、埋め込んだインプラント体は一旦塞ぎます。

これが二回法において、細菌感染するリスクが低い理由です。

 

二次手術

定着期間後、二度目の手術を行って埋め込んだインプラント体を露出させ、アバットメントを装着します。

二次手術の目的はアバットメントの装着であり、

アバットメントが最初からインプラント体に装着されていない分、二回法では二度の手術が必要になります。

 

上部構造の製作

上部構造を製作してアバットメントに装着します。

これで治療は完了ですが、実際には二次手術後にある期間を空けることになり、

上部構造の製作は二次手術による傷が癒えた後になります。

 

一回法と二回法の治療方法の違い

上記での解説で分かるとおり、一回法と二回法の違いは手術を行う回数であり、

手術を行う回数が異なる理由はインプラント体におけるアバットメント装着の有無です。

一回法の場合、インプラント体を埋め込む段階でアバットメントが装着されています。

 

一方、二回法の場合はその段階でアバットメントが装着されておらず、

アバットメントを装着するために二度目の手術が必要になるのです。

ちなみに、どちらの治療方法においても治療後のメンテナンスは必要です。

 

まとめ

いかがでしたか?

最後に、インプラントの治療の流れについてまとめます。

 

1. 一回法と二回法 :治療方法は2パターンあり、「一」「二」は行う手術の回数を意味する

2. 一回法の場合 :インプラント体を埋め込む段階で、アバットメントが装着されている

3. 二回法の場合 :インプラント体を埋め込む段階で、アバットメントが装着されていない

4. 一回法と二回法の治療方法の違い :アバットメントが最初から装着されているかいないか

 

これら4つのことから、インプラントの治療の流れについて分かります。

インプラント体と上部構造は直接つなげることができないため、

ジョイント役となるアバットメントを使って装着します。

 

このアバットメントが最初からインプラント体に装着されているのが一回法、

一方で最初から装着されておらず手術によって装着するのが二回法です。

一回法と二回法、どちらに対応しているかは歯科医院によって異なります。