通院するのが手間なのですが、ホームホワイトニングなら歯医者に行かなくても良いですか?

錦糸町徒歩3分のホワイトデンタルクリニックです。
今回は「ホームホワイトニング」についてお話しします。
ホームホワイトニングは、自宅でホワイトニングする方法です。

ホームホワイトニングを希望する人の多くはその理由に「歯科医院に行かなくて良いから」を挙げますが、そう考えてしまうと少々話が違ってきてしまいます。
そうならないためにも、ホームホワイトニングについて詳しく知っておきましょう。

効果の比較

一般的なホワイトニングと言えばオフィスホワイトニングであり、これは歯科医院で行うものです。
ホームホワイトニングをオフィスホワイトニングと比較すると、治療を行う場所…つまり自宅と歯科医院との違いがありますが、実は効果においても違いがあります。

オフィスホワイトニングは歯科医が薬剤を扱うので高濃度のものが使用でき、そのため早く歯を白くできます。
一方で薬剤の浸透はそれほど高くないため、後戻りするのもまた早いのです。
つまり、効果が出るのが早く後戻りも早いのがオフィスホワイトニングの特徴です。

一方、ホームホワイトニングはこれと全く逆の特徴を持っています。
患者さん自身で薬剤を扱うため安全性の理由から濃度が低く、そのため白くなるまでに時間がかかります。
ただしその分、薬剤が歯にしっかりと浸透して白さが長持ちするのです。

通院の必要性

ホームホワイトニングでは治療こそ自宅で行うものの、通院は必要なので注意してください。
気になるのはホームホワイトニングにおける通院の目的ですが、次のようになっています。

マウスピースや薬剤の受け取り

ホームホワイトニングでは薬剤を浸透させたマウスピースを装着してホワイトニングしますが、これらはいずれも歯科医院での受け取りになり、そのための通院が必要です。
薬剤は追加購入できますが、その際もやはり歯科医院での受け取りになります。

経過観察

はじめに歯科医院に行った際に担当の歯科医から説明があるでしょうが、ホームホワイトニング開始から一定期間後に経過観察を目的とした通院が必要です。
ペースは二週間おき、一ヶ月おきなど、歯科医の治療方針や相談次第で異なります。

異常が起こった時の相談

ホームホワイトニングで何か異常が起こった場合は、必ず歯科医院に行って相談してください。
また、治療において気になることがあった場合も同様に相談しましょう。
決まった通院のタイミングでなくても、このようなケースでは気軽に歯科医院に行ってください。

…こうした理由でホームホワイトニングでも通院が必要になりますが、通院の頻度はオフィスホワイトニングに比べて高くありません。

ホワイトニングをおすすめできないケース

ホームホワイトニングに限らず、次のケースに該当する人はホワイトニングをおすすめできません。

銀歯の詰め物や被せ物を多く入れている人

詰め物や被せ物はホワイトニングできないため、これらを多く入れている人は例えホワイトニングしても、全体の歯の色が美しくなるわけではありません。
ただしセラミックの詰め物や被せ物なら白いため、他の歯をホワイトニングするメリットもあります。

歯の神経を失っている人

歯の神経を失って変色している場合、ホワイトニングしても白くなりません。
最も、ホワイトニング自体は可能ですから、その他の変色した歯を白くする効果はありますが、その場合は神経を失った歯だけが変色したままになるため、不自然な見た目になってしまいます。

入れ歯やインプラントの人

入れ歯やインプラントは人工物のため、ホワイトニングしても白くできません。
ちなみに、詰め物や被せ物をホワイトニングできない理由も同様です。
ホワイトニングの対象になるのは、天然の歯のみだと知っておいてください。

テトラサイクリンによって歯が変色している人

テトラサイクリンとは、ひと昔前に子供の風邪薬に含まれていた成分で、これによって変色した歯はホワイトニングをしてもほとんど白くなりません。
ちなみに、テトラサイクリンは現在でも治療内容によっては使用されています。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、ホームホワイトニングについてまとめます。

1. 効果の比較 :オフィスホワイトニングに比べて白くなるまで時間がかかり、その分白さを長く維持できる
2. 通院の必要性 :マウスピースや薬剤の受け取り、経過観察、異常が起こった時の相談
3. ホワイトニングをおすすめできないケース :銀歯の詰め物や被せ物を多く入れている人

これら3つのことから、ホームホワイトニングについて分かります。
ホームホワイトニングは自宅で行うホワイトニングですが、薬剤の受け取りなどを目的とした通院は必要です。

また、補足として解説するとホームホワイトニングはマウスピースの装着が治療方法となり、その装着時間は1日2時間ほど必要です。ですからホームホワイトニングを希望する場合、毎日2時間のマウスピース装着が可能であることが治療を受けるための前提となります。